|
2005年 06月 22日
今日仕事の電話で、まったく意識せずに「アポイントメントをとる」という言葉を使ってしまった。一人で赤面しつつ何事もなかったように電話を切ったのだけど、これは使いたくなかったんだ。今となってはごくごく普通の言葉だけど、私にとってはとても業界人っぽく、キャリアウーマンっぽく、大人っぽく、その感じは、真っ赤な口紅をつけて慌てて拭い取るのに似て独特の気恥ずかしさがあった。 そしてこれも同じ日、別な電話で「そちらで見ている見積書は180万ナニガシのやつですか?」と自然に言っていて、これは自分でもニヤリとしてしまった。ナニガシなんて言葉が自然に出るようになるのは「まっとうな日本人の大人」への一つのステップだと思うから。 次は「いみじくも…」を自然に使えるようになってまたひとつ大人へのステップを上ろう。 #
by mogu_ogu
| 2005-06-22 00:29
2005年 06月 21日
「好き力」と書いて「すきりょく」と読みます。
なんだか弱っているなぁ、と思っていて、 つまりは「物事を好きになる力」とでもいいましょうか。 以前は新しいことに出会うとホイホイと何でも「これ好き!」と思っていたのに、そういう良い意味での腰の軽さが無くなった気がするのです。それは物や事だけではなく新しく出会う人なんかに対してもそうかもしれなくて、何とかしなければいけないと思っています。 たとえば犬なんてのが犬嫌いの人に毛を逆立てて吠え掛かったりするように(いったい何に反応するのかは分からないけれど)そういう気配や匂いを瞬時に察知する能力が動物に存在するのなら、人間だって相手が自分をどう思っているか、端的に言ってしまえるのなら「好きか嫌いか」を無意識に察知するアンテナが機能として残っているはずです。誰だって、自分のことを好きでいてくれる人がいいに決まってるし。 そんなに好き嫌いが激しい方ではないと自負していますが、何を食べても旨い旨いと美味しく食べていた頃とは確実に違っている自分もいて、うん、つまりはそういうことです。 ただ、別な視点からみれば、それだけ自分の価値観というものが確立されつつあるからだとも言えます。見境い無くガツガツと食べる時代は終わって、良いものを少しずつ味わうという方向への転換期なのでしょうか。しかし、そんなことを言ってしまうのも自分への言い訳に聞こえてしまうということは、やっぱりもうしばらくは物事に対して貪欲でありたいと思う自分がいるということでしょう。 鍛えたいと思う部分の筋肉をつねに意識することが筋肉トレーニングの鉄則ならば、「好き力」を鍛え直すのもまた普段から意識していることが大事であって、こっそりと、ひそやかにトレーニング中だったりします。 #
by mogu_ogu
| 2005-06-21 00:13
2005年 06月 20日
職場から持って帰ってきたはずのデジカメが見つからない。
読みかけの本が見つからない。 洗濯したはずの服が見つからない。 そういう日ってあるもので、昨日はそんな1日だった。 きっと自分の側がちょっとおかしいのだ。 センサーが効いてないというか・・・。 センサーが効いてないといえば、 昨日は髪を切りに行って、混んでいたためにかなり待ち時間があって、席で雑誌を3冊も隅から隅まで読んでしまった。それはそれで充実のひと時だったんだけど、スタッフに頼んで棚から持ってきてもらうシステムなので、「勘」が大事。 表紙が半分だけ見えていた雑誌があって、キレイな海の写真が印象的。 たぶん「Esquire」みたいな大人の本でリゾート系の特集じゃないかと睨み、持ってきてもらうと、いわゆるギャル系100%、絶対に自分では読まない系統の雑誌で「うっ・・・」となる。まぁ、これも勉強と思ってパラパラと見てみたんだけど、びっくりするくらい自分の興味がある記事がなく、ちょっとショック。世の中の<雑誌>と言うものが、いかにそれぞれの読者層を限定して作られているものかが垣間見え、本屋さんに並ぶ雑誌の数々を思い浮かべて、もう一度「うっ・・・」となる。 そんなわけでちょっと「勘」を取り戻すべく、夜は早々に寝てしまった。 #
by mogu_ogu
| 2005-06-20 07:13
2005年 06月 18日
スリッパってなんのためにあるの?
仕事がら、人の家にお邪魔することもよくあるのだけど、 いつもなんとなくのワダカマリを感じつつ出されたスリッパを履いている。 靴の中でムレムレになった足のまま、人の家をペタペタ歩き回らなければいけないから、 そういうのを防ぐためにスリッパを出すということなら、お客さんを「不浄」のものとしているということになるから、そうではないんだろうな。 「汚い家ですからお客様の足が汚れては大変。どうぞこのスリッパを履いてくださいな。」ということだったら、日本独特の「つまらないものですが・・・」という精神から来てそうで、これはありそう。だけど、だったらそのスリッパはキレイなのかなぁ、という疑問もある。スリッパなんて頻繁に洗うこともなさそうだし、いったい誰が使ったものかわからないから。 だから一番気楽なのは、やっぱり何も履かずにそのままあがってください。という家。 そういう家は家の人もスリッパを履いてないし、それが自然だと思う。 結局スリッパなんていらない、と思うわけです。 ただ夏になると女の子は素足にサンダルという場面も多くて、 そういう場合、たまたま人の家にあがることになったら困るだろうなぁ、という心配も。 招く方も素足のままペタペタ上がられるのもなんだかイヤだし、そのまま出されたスリッパを履くのもなんだか違う気がする。気心の知れた仲だったり、田舎のおじいちゃんの家なんかをイメージすると、そういうのを気にすることはない気にもなるけど、普通の家だったら、うーん。友達と飲みにいって靴を脱いで上がる小上がり席になった場合もしかり・・・。なんかイヤだ。 なんてことをボーッと考えながら、 とりあえず今日は、うちのスリッパを洗っている。 (結局自分の家では使っているのだ。) #
by mogu_ogu
| 2005-06-18 11:51
2005年 06月 17日
昨日は布団生活にしてから初めてベランダに布団を干した。
天候が良い6月の札幌は布団を干すのに最高。 職場の窓から青空を眺めていたら我慢できずに昼休みにちょっと抜け出して、布団を干すために部屋に戻ってきた。 私の部屋は西に向いているので午後からのほうがたっぷり日当たりがある。 3時くらいまでそのままにして、また職場を抜け出して取り込む。 カサが増したフカフカの布団はそれだけで日常の幸福の象徴であり、 こういうことができるのは職住近接の最大のメリットかもしれない。 午後はひさしぶりに事務所の中での坦々とした作業で黙々とこなす。 所長あての来客が多くお茶出しなどで中断されつつではあるが平和な午後。 夜には以前お付き合いのあった某メーカーの営業の方が転職されて保険会社の営業になったとのことでお話を聞く。ちゃんとそういうことも考えなきゃなぁ、と腕を組む。 オトナなんだし。 持参したお弁当で遅めの夕食を済まそうとしたらキャベツとアスパラのスープが怪しげな味。先週つくったものだから当然といえば当然。黙って処分する。合掌。 ここ最近日差しが強く、それだけで体力を消耗しているのか、夜は疲れが蓄積している感覚が強くなる。というわけで自主的及び試験的に「一人サマータイム制度」を導入中。 いつもよりちょっとだけ早く帰る。(といっても23時すぎだけど、それも問題か・・・。) 帰り道から見上げる月はちょうど半分でキレイだった。 そんな、なんのことはない坦々とした私の一日。 その一方で同じ日に東京にいる妹が入籍した。 姉としていまだ実感は無いものの「すごいことだなぁ・・・」という感覚。 よく結婚のことをゴールインと表現して、私はそれは嫌いなんだけど、結婚して初めて一人前の大人だということも感じているのでそういう意味ではゴールインといってもいいのかもしれない。 とにもかくにも、おめでとう! #
by mogu_ogu
| 2005-06-17 06:32
|
ファン申請 |
||