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2005年 07月 07日
先日、友人と食事をする機会があってお店が特に決まっていなかったので、私が「何か食べたいものあった?」と聞くと彼は「なんでも食べたいねぇ!」と言った。そういう場面では「なんでも…」のあとには「いいよ」という言葉が来るのが普通だし、私もてっきりそういう言葉を想像していたので思わず笑ってしまった。
逆の立場で私が誰かに「何か食べたいものある?」と聞かれたら、大抵は「う~ん・…」と考える振りをして、「美味しいものっ!」と答えるんだけど、考えてみれば、それはそれで“女子的甘え”と“無邪気な子供っぽさ”の演出とも見えるからイヤだし、そもそも質問者が求めている答えではないことは確かだ。 だからそういう時は本当に食べたいものを正直に言うのが礼儀だと思うし、聞いた方も聞いた以上はその要望に答えるのが質問した側としての礼儀であって、それでこそ楽しいお食事タイムの幕開けとも言えるのではないかな。なので、「なんでもいいよ」と答えるのは、こういうシチュエーションの時の答えとしては(点数をつけるとすれば)0点であって、さらに「君の食べたいものでいいよ」というのはマイナス100点くらいで、多少ワガママかもしれなくても、質問した方の意図にそぐわないかもしれなくても、そのとき食べたいものを恐れずに言えよ、というのが正解に思える最近。男子でも女子でも、多少ワガママなくらいが可愛くてよろしいかと…。 それは食事の場面に限らずであって云々…。 そして、全然思いつかなくて本当になんでもいいんだよなぁ、というときも無いわけじゃないから、そんなときは「なんでもいい」じゃなくて「なんでも食べたい!」を使おう。 うん、良い答えだ。 意味するところは同じなのに不思議だなぁ。
by mogu_ogu
| 2005-07-07 00:03
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