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2006年 07月 11日
昨日の文章は、なにげなく、思ったことをフワッと書いてみただけだったんだけど、ゆりこさんからコメントをいただき、それを読みながら、親指と人差し指でLの字をつくってアゴにあて「むー」と考えてみたのです。
ゆりこさんの言わんとしていることは、こういうことだよね。 「好きなこと = そこに明確な理由がない、説明しにくい」 「嫌いなこと = そこに明確な理由があり、言葉にして説明できる」 だとしたら、 >おぐさまが案外嫌いなものがあげられないというのは、 >嫌いなものが無いということなのでは?? 嫌いなものが無い、というよりは、 自分にとって「嫌いなもの」を判断する基準が明確じゃない、と言った方が近い気がします。 ボーダーが曖昧でゆるいんだな、きっと。そのへんのグレーゾーンが多いんだな。 「明確な理由を説明できないけど、なんとなく嫌いかも・・・・、あ、でも、こういうところはいいよね」と、「嫌い」のなかに「ひとかけらの救い」を探しているような覚えはいつもあります。 そのへんを指して >何でも受け入れられる柔軟性・包容力がおありなのだと解釈出来ませんか? と言ってくれているのなら、なんか申し訳ない。でも、でへへ、ありがと。 そこまでよく出来たにんげんじゃないのです。 けっきょくは主張が弱いってだけだと思います。 「受け入れる」というのは「弱さ」でもあるのです。 「受け入れて」それでもちゃんと自分の脚で立ってられればいいけれど、 「受け入れて」そこまではいいが、その荷物を持ってられなくてヘニャヘニャになっちゃうこともあるので、もうちょっと体力つけたいところなのです。 好きなものや好きなことばっかりに囲まれて生きていけるわけじゃないから、 「嫌いなもの」がどんなものなのか、きちんと目を開いて見つめなくちゃいけないのでしょう。 それはとても面白い作業だと思うし、 そうやってこそ、ちゃんと「受け入れた」ことになるのでしょう。 だからこそ「好きなもの」に対してはあくまでも感覚的にとらえておけばいいのでしょう。 「好きなもの」に対してもその理由を分析しようとしたらダメなのでしょう。 「あたい、どうしてあの人のことすきなんだろ?ふー・・・。」(とタバコの煙を吐き出す) なぁんて考えたって無駄なのでしょう。そういうことなのでしょう。うむうむ。 あ、支離滅裂になってきた・・・。 今日はこのへんでやめときます。 ゆりこさん、こめんと、どうもありがとう。
by mogu_ogu
| 2006-07-11 23:56
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